創薬・SaMDリーグ/ヘルスケアシステムリーグ決勝戦 開催報告

2026年10月25日(日)、日本橋室町の室町ちばぎん三井ビルディング8階(COREDO室町3)「日本橋ライフサイエンスハブ」にて、第11回健康医療ベンチャー大賞の創薬・SaMDリーグ決勝戦およびヘルスケアシステムリーグ決勝戦を開催しました。
健康医療ベンチャー大賞は、慶應義塾大学医学部が主催する、健康・医療領域の事業やアイデアの実現を支援するビジネスコンテストです。第11回を迎える本年度も、専門家による審査や助言を通じて、挑戦者の成長を後押しする「育てる」コンテストを目指しています。
当日は、これまでの審査を通過したチームが、創薬・SaMDリーグ、ヘルスケアシステムリーグの各リーグで発表を行いました。各チームは5分間のピッチと7分間の質疑応答に臨み、審査員から専門的な視点に基づく鋭い質問や助言が寄せられ、事業をさらに磨く機会となりました。
【審査員の皆様】
・許斐 健二 様 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター 教授(審査委員長)
・花岡 健二郎 様 慶應義塾大学薬学部 教授
・本郷 有克 様 株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ 執行役員
・永田 智也 様 D3LLC マネージング・パートナー/内閣府ムーンショット型研究開発制度 目標9 副構想ディレクター
・林 幾雄 様 一般社団法人LINK-J 事務局長/三井不動産株式会社 イノベーション推進本部 ライフサイエンス・イノベーション推進部 ラボ&オフィスグループ 参事
※林氏は創薬・SaMDリーグのみご担当。
【創薬・SaMDリーグ】
創薬・SaMDリーグでは、以下の5チームが発表しました。
・小笠原 淳氏(株式会社Gifts)「装着型・自動の胎児超音波スクリーニングデバイス」
・奥村 雄一氏(InnoJin株式会社)「VRを用いた小児弱視訓練用プログラム医療機器の開発」
・大槻 雄士氏(株式会社FerroptoCure)「難治がんを治せる病気へ―世界初抗酸化システム標的経口抗がん剤」
・近藤 泰氏(慶應義塾大学医学部リウマチ・膠原病内科)「リウマチ関節炎検出AIアプリの開発・事業化」
・久保田 大介氏(LifeAnalytrics株式会社)「創薬研究を加速するAI統合解析基盤IAS」
審査の結果、優勝は株式会社Giftsの小笠原 淳氏でした。
小笠原 淳氏は、創薬・SaMDリーグの代表として最終審査会へ進出します。
【ヘルスケアシステムリーグ】
ヘルスケアシステムリーグでは、以下の6チームが発表しました。
・中村 隆志氏(株式会社CE-WORKS)「病院の経営課題を解決する医療機器管理代行サービス」
・黒沼 彩氏(株式会社いろどり)「POST-OP HOME」
・三橋 かな氏(ねんねブーケ)「医療連携型『ねんね外来』」
・大森 亮介氏(MBTリンク株式会社)「ライフスタイルセンシングサービス」
・歌川 英之氏(BS Code株式会社)「NASRECO×NASGlass 介護記録を管理から活用へ」
・中道 嘉総氏(株式会社ナースX)「振り返りデータで実現する看護教育DX『マイプリ』」
審査の結果、優勝者は株式会社CE-WORKSの中村 隆志氏でした。中村 隆志氏は、ヘルスケアシステムリーグの代表として最終審査会へ進出します。
【審査員講評】
表彰の後には、審査員の皆様よりお一人ずつ講評をいただきました。審査員からは、回を重ねるごとにプランのレベルが着実に上がっていること、そして医師や研究者、看護・介護の担い手、起業家など、より多岐にわたる立場の挑戦者が、それぞれの現場で感じたペインの解決に向けて幅広いプランを提案していたことが挙げられました。いずれのチームも完成度が高く、優勝の行方が最後まで読めないハイレベルな競争が繰り広げられ、審査員にとっても大いに刺激を受ける大会になったとの声が寄せられました。
閉会後には交、出場者や審査員、関係者が意見を交わしました。今回の発表や交流を通じて得られた知見とつながりが、各チームの今後の挑戦につながることを期待しています。
会場をご提供いただいた一般社団法人LINK-J様をはじめ、ご登壇いただいた出場者の皆様、審査員の皆様、協賛企業・関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
最終審査会のご案内
第11回健康医療ベンチャー大賞の最終審査会は、2026年12月6日(日)、麻布台ヒルズ Sky Roomにて開催予定です。社会人部門の各リーグ優勝チームと学生部門の最終審査会進出チームが登壇します。
健康・医療の未来を切り拓く挑戦を、ぜひ会場でご覧ください。
・開催日:2026年12月6日(日)
・会場:麻布台ヒルズ Sky Room
・開催形式:現地開催のみ


